魚橋村(読み)うおのはしむら

日本歴史地名大系 「魚橋村」の解説

魚橋村
うおのはしむら

[現在地名]高砂市阿弥陀町魚橋あみだちよううおはし神爪かづめ四―六丁目

神爪村の西、法華山谷ほつけさんたに川の右岸に位置し、海老山えびやま丘陵竜山たつやま丘陵に挟まれた平地に立地する。山陽道が通り、印南いなみ郡に属した。慶長国絵図に魚野橋とみえ、元禄郷帳には魚ノ橋村と記される。江戸時代を通じて姫路藩領。正保郷帳では田方五三二石余・畑方九三石余。明和九年(一七七二)の村明細帳控(船津家文書)によると田高六九六石余・反別四二町余、畑高一一四石余・反別一二町余、新田畑高三六石余・反別五町五反余、運上林二町二反余、家数一四六・人数七八三(うち石切二・医師一)、牛一六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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