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魚類中毒 ぎょるいちゅうどくfish poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

魚類中毒
ぎょるいちゅうどく
fish poisoning

魚肉による食中毒で,魚肉の汚染による場合と,毒魚による場合がある。魚肉汚染の場合は,腐敗菌腸炎ビブリオによることが多い。嘔吐,筋力低下,けいれん,麻痺,腹痛,下痢などの症状が出る。胃洗浄または催吐を行い,さらに下剤を用いて体外にすみやかに排出させる。気道を確保し,けいれんに対しては抗けいれん剤を投与する。毒魚で最も危険なのはフグである。フグの卵巣,肝臓,腸などにはテトロドトキシンという猛毒がある。この中毒では,食後 30分から5時間以内に口,舌,足のしびれ,神経麻痺を起し,重症では,8時間以内に 30~60%が死亡する。そのほか,ヒラアジは採取場所によって神経毒を有する。

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