鯤鵬(読み)こんほう

精選版 日本国語大辞典 「鯤鵬」の意味・読み・例文・類語

こん‐ほう【鯤鵬】

〘名〙 「荘子‐逍遙遊」にみえる、想像上大魚の鯤と大鳥の鵬。転じて、非常に大きなもののたとえ。
※惺窩文集(1627頃)二・小蓬壺記「鼇也犀也鷺也鶴也誰識其同、雀蛤鯤鵬孰識其異焉」 〔梁武帝‐孝思賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鯤鵬」の読み・字形・画数・意味

【鯤鵬】こんほう

大魚の鯤が大鵬に化することから、至大活動にたとえる。唐・杜甫〔岳陽城下に泊す〕詩 圖南(となん)、未だ料(はか)るべからず 變、鯤

字通「鯤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android