共同通信ニュース用語解説 「鯨肉の消費」の解説
鯨肉の消費
戦後の食料難の時代には貴重な栄養源として鯨肉が学校給食でも定番だったが、国際捕鯨委員会(IWC)が1982年に商業捕鯨の一時停止を決めるなど、規制強化を背景に市場は縮小。農林水産省の食料需給表によると、鯨肉の国内消費量は62年度に23万3千トンに上ったが近年は低迷し、2018年度は3千トンにとどまる。商業捕鯨を中断していた時期は、再開に向けたデータを集める調査捕鯨が鯨肉の主な供給源になっていた。
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