商業捕鯨(読み)ショウギョウホゲイ

デジタル大辞泉 「商業捕鯨」の意味・読み・例文・類語

しょうぎょう‐ほげい〔シヤウゲフ‐〕【商業捕鯨】

鯨肉などの販売目的として行う捕鯨。水産業としての捕鯨。→調査捕鯨
[補説]国際捕鯨委員会IWC)は、大型鯨類の商業捕鯨を一定期間禁止する「商業捕鯨モラトリアム」を1986年より実施。これを受けて日本では、1988年(昭和63)に国際捕鯨取締条約で規制対象とされる13種の大型鯨類の捕獲中断。2019年(令和元)、同会脱退により再開。現在はミンククジライワシクジラニタリクジラの3種を捕獲対象とする。規制対象外である小型鯨類の商業捕鯨については継続して行われている。

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共同通信ニュース用語解説 「商業捕鯨」の解説

商業捕鯨

肉の販売などを目的にクジラを捕ること。1982年に国際捕鯨委員会(IWC)が資源保護のため一時停止を決定し、日本も88年に中止した。その後、日本は捕獲数の算出に必要な科学的データを集める調査捕鯨を実施。2019年6月にIWCを脱退し、翌7月に商業捕鯨を再開した。日本以外にノルウェーも商業捕鯨を行っている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「商業捕鯨」の意味・わかりやすい解説

商業捕鯨
しょうぎょうほげい

捕鯨

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