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鯨肉 げいにくwhale meat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鯨肉
げいにく
whale meat

鯨の。大別して赤肉の子,胸板,剥肉の4種類になるが,赤肉はさらに背の身,腹の身,尾の身などに区別される。尾の身はいわゆる霜降り肉といえるもので,刺身,バーベキュー用として用いられる。須の子は結締組織が多いが,加圧煮すると軟化するので大和煮缶詰の原料となる。栄養価は陸上動物と大差ないが,脂肪の組織は海産動物に近い。なお,国際捕鯨委員会 IWCによっておもに資源保護を目的に,商業捕鯨禁止が採択され,日本は 1987年に商業捕 (調査捕鯨を除く) を中断,以後鯨肉生産は急激に落込んでいる。

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デジタル大辞泉の解説

げい‐にく【鯨肉】

くじらの肉。

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百科事典マイペディアの解説

鯨肉【げいにく】

セミクジライワシクジラナガスクジラなどの肉を用いる。一般に背の部分の赤肉を食べるが,特に尾羽毛(おばけ)は美味で刺身にもなる。赤肉は特異な香味をもつが栄養成分は他の肉類と差はない。
→関連項目クジラ(鯨)

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大辞林 第三版の解説

げいにく【鯨肉】

クジラの肉。

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世界大百科事典内の鯨肉の言及

【クジラ(鯨)】より

イルカ捕鯨【粕谷 俊雄】
[利用]
 クジラは食用,工業用,工芸用と広く利用されるが,主要目的は,鯨種,利用国の国情,さらには歴史的発展段階によっても異なる。古代捕鯨(11~18世紀),アメリカ式捕鯨(17~19世紀)年代における欧米諸国では灯火用の鯨油およびセミクジラ,ホッキョククジラのクジラひげが主要目的とされ,ノルウェーにおけるミンククジラを除き鯨肉類はほとんど利用されていない。クジラひげはおもに当時の婦人服には欠くことのできないコルセットに利用され,婦人の美意識がセミクジラ,ホッキョククジラ資源の著しい減少に関係したという意外な側面がある。…

※「鯨肉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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