日本歴史地名大系 「鯨遺跡」の解説 鯨遺跡くじらいせき 愛媛県:越智郡弓削町上弓削村鯨遺跡[現在地名]弓削町上弓削 鯨弓削島の北端、鯨(くじら)集落の西北隅にある鯨薬師の東北部を占める台地上で、第二次世界大戦直後に旧石器時代の後期に属する刃器の一種で大阪府南河内の国府遺跡を標式とする国府型のナイフ形石器が見いだされた。弓削島では弓削島南・楡田(にれた)などでも、同類ではあるが手法のやや異なる宮田山型のナイフ形石器の出土を伝えている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by