鰐足(読み)ワニアシ

精選版 日本国語大辞典 「鰐足」の意味・読み・例文・類語

わに‐あし【鰐足・戻脚】

  1. 〘 名詞 〙 人の歩くときの足の向きがまっすぐ前を向かないこと。両足の先を外側に向けるのを外鰐(そとわに)内側に向けるのを内鰐(うちわに)という。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「まはれば腰はよこいがみし、ゐくびになりて、きびすをこぢ、わに足になり侍り」(出典:承応神事能評判(1653)加茂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android