鱓膾(読み)ごまめなます

精選版 日本国語大辞典 「鱓膾」の意味・読み・例文・類語

ごまめ‐なます【鱓膾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細く切った大根ニンジンに、ごまめを混ぜてつくったなます
    1. [初出の実例]「田作鱠(コマメナマス)赤鰯焼物は」(出典洒落本・風俗八色談(1756)一)
  3. 裕福でないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「ごまめなますのすらう人、雑煮の上置(うはをき)、わん切大こん」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む