精選版 日本国語大辞典 「赤鰯」の意味・読み・例文・類語
あか‐いわし【赤鰯】
〘名〙
※俳諧・桃青門弟独吟廿歌仙(1680)巖翁独吟「赤鰯月の劒を引そばめ 藁二筋でからめとる露」
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…しかし,室町期ころから宮廷でも食べていたもので,〈むらさき〉〈おむら〉という女房詞はアユ(アイ)にまさるの意によるものであった。西鶴の浮世草子には赤鰯の語が頻出する。これは塩漬のイワシのことで,正月を迎える大坂の庶民にはなくてはならぬものだった。…
※「赤鰯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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