鱸魚(読み)ろぎょ

精選版 日本国語大辞典 「鱸魚」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ぎょ【鱸魚】

〘名〙 =すずき(鱸)
※謡曲・国栖(1534頃)「蓴菜の羹、鱸魚なりと、これにはいかで勝るべき」

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デジタル大辞泉 「鱸魚」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ぎょ【×鱸魚】

スズキのこと。→山の神3

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普及版 字通 「鱸魚」の読み・字形・画数・意味

【鱸魚】ろぎよ

すずき。〔世説新語識鑒〕張季鷹()、齊王(竦)の東曹掾に辟(め)されて、洛に在り。秋風るを見、因りて中の(こさい)の羹(あつもの)、鱸魚の膾(なます)を思ひ、~に駕を命じて(すなは)ち歸る。

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