鳥居前古墳(読み)とりいまえこふん

日本歴史地名大系 「鳥居前古墳」の解説

鳥居前古墳
とりいまえこふん

[現在地名]大山崎町字円明寺 鳥居前

天王てんのう山東北麓の、標高九九・五メートルの丘陵頂にある、古墳前期の前方後円墳。昭和四二年(一九六七)の遺跡分布調査によって発見され、同四四年に発掘調査された。

南から北に延びる丘陵の頂部を利用して、径四〇メートルの三段築成の後円部を築き、前方部を北側に造っているが、その幅・長さとも削平されていて不明。地形からおよそ全長七〇メートルの前方後円墳かと推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android