鳥居氏(読み)とりいうじ

改訂新版 世界大百科事典 「鳥居氏」の意味・わかりやすい解説

鳥居氏 (とりいうじ)

近世大名譜代。三河国渡里(わたり)(渡)に住し,忠吉のとき徳川家康の祖父松平清康に仕えた。その子鳥居元忠家康旗本の部将として諸合戦に軍功があり,関ヶ原の戦のとき伏見城を守り戦死。その子鳥居忠政は山形22万石の大名となるが,嫡子忠恒の代に改易となった。しかし忠恒の弟忠春に信濃国高遠城3万2000石が与えられ,その孫忠英(ただてる)のとき3度の移封をへて1712年(正徳2)下野国壬生城3万石に定着。維新後,子爵
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む