忠吉(読み)タダヨシ

大辞林 第三版の解説

ただよし【忠吉】

1572~1632) 江戸初期の刀工。肥前の人。本名、橋本新左衛門。埋忠明寿に師事。「肥前国忠吉」と銘を切るところから五字忠吉と呼ぶ。晩年、武蔵大掾忠広と改める。堅実・重厚な作風。肥前新刀の祖。

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世界大百科事典内の忠吉の言及

【刀鍛冶】より

…しかし,桃山時代になると刀工の分布状態は一変し,新たに発展した城下町や商業都市に刀工は集まり,藩の抱え鍛冶として禄を与えられた刀工も現れた。将軍家の下坂康継,仙台伊達家の国包(くにかね),加賀前田家の兼若,安芸浅野家の輝広,肥前鍋島家の忠吉はその代表的な刀工であり,幕末まで代々その名跡と技術を継承している。1876年の廃刀令により刀鍛冶の歴史は閉じるが,その間,刀工の数は2万4000に達するという。…

※「忠吉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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