日本歴史地名大系 「鳥屋部町」の解説 鳥屋部町とやべちよう 青森県:八戸市八戸城下鳥屋部町[現在地名]八戸市鳥屋部町八戸城下の南西、町人町の南に位置する武家町。東は寺横(てらよこ)町・大工(だいく)町、西は本鍛冶(もとかじ)町、南は糠塚(ぬかづか)村、北は廿六日(にじゆうろくにち)町・十六日(じゆうろくにち)町に接する。西部を北西から南東へ街路が通り、その中央部から東の寺横町と大工町境に街路が分岐し、途中鉤形となる。文久年間(一八六一―六四)の八戸御城下略図に鳥屋部丁、その東に新鳥屋部丁とあり、いずれも中下級の諸士名がみえる。八戸藩日記の元禄一五年(一七〇二)三月二一日条に「塒部丁」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by