鳩槃荼(読み)クハンダ

デジタル大辞泉の解説

くはんだ【鳩槃荼】

《〈梵〉kumbhāṇḍaの音写。「くばんだ」とも》増長天の眷属(けんぞく)で、人の精気を吸う鬼神。鳩槃荼鬼。鳩槃荼夜叉神。

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大辞林 第三版の解説

くはんだ【鳩槃荼】

〘仏〙 増長天の一族で、馬頭人身の悪鬼。足が速く、人の精気を吸いとるとされる。鳩槃荼鬼。鳩槃荼夜叉神。

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世界大百科事典内の鳩槃荼の言及

【八部衆】より

…またこれとは別に,四天王の配下とされる八部衆がある。(1)乾闥婆,(2)毘舎闍(ぴしやじや)(ピシャーチャPiśāca),(3)鳩槃荼(くはんだ)(クンバーンダKumbhāṇḍa),(4)薛茘多(へいれいた)(プレータPreta),(5)竜,(6)富単那(ふたんな)(プータナーPūtanā),(7)夜叉,(8)羅刹(ラークシャサRākṣasa)。このうち(2)と(8)は食人鬼の一種。…

※「鳩槃荼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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