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鳴沙山(読み)めいさざん

世界の観光地名がわかる事典の解説

めいさざん【鳴沙山】

中国の甘粛(かんしゅく)省敦煌(とんこう)(トゥンホワン)市の市街から南5kmにある、広大な砂山。◇「神沙山」と呼ばれていたが、風が吹くと音をたてるので「鳴沙山」と呼ばれるようになった。『史記』には、「天気がいいときは、音楽を奏でているようだ」と記載されている。すべて砂が堆積してできたもので、東西の長さは約40km、南北の幅は約20kmあり、山峰は険しく、最高峰は250mである。山腹に水波状の砂紋があり、昼夜の温度差が激しく、日中は砂が熱くて登れない。そのため、市内からのツアーは日没に合わせて組まれていることが多い。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典内の鳴沙山の言及

【砂】より

…日本では宮城県気仙沼市大島の十八鳴(くぐなり)浜(九+九=十八),牡鹿半島の鳴(なら)浜や十八成浜,能登半島の泣(ごめ)き浜,丹後半島の琴引浜,島根県邇摩郡の琴ヶ浜など,いずれも発音特性にちなんだ名前が残っている。中国の敦煌にある鳴沙山も,その名は砂が鳴く現象からきている。 砂が鳴くための物理的条件は,砂粒の表面がきわめてよく洗浄され,微粉状の物質が付着していないことである。…

※「鳴沙山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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