鴨内村(読み)かもうちむら

日本歴史地名大系 「鴨内村」の解説

鴨内村
かもうちむら

[現在地名]氷上町鴨内かもち

中央を鴨内谷かもうちだに川が流れ、南は日比宇ひびう村、東は鴨内かもうち峠を越えて余田よでん鴨坂上かもさかかみ(現市島町)。「丹波志」は日比宇村と北の小谷こたに村を枝村とする。正保郷帳に村名がみえ田高三〇六石余・畠高一五七石余、柴山・林あり、日損所・水損所あり。幕府領。天和二年(一六八二)旗本杉浦領となり(「寛政重修諸家譜」など)、国立史料館本元禄郷帳では同領。元禄一二年(一六九九)の山役七石余・小物成九石余(「氷上郡郷村明細帳」氷上郡志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android