鵞堂流(読み)がどうりゅう

精選版 日本国語大辞典 「鵞堂流」の意味・読み・例文・類語

がどう‐りゅうガダウリウ【鵞堂流】

  1. 〘 名詞 〙 書道の一流派。明治後期の小野鵞堂を祖とする。御家流系統だが、上代様仮名を見やすくした書風。鵞堂派。
    1. [初出の実例]「鵞堂流の文字で絵葉書を遣ったり取ったりすることが」(出典:明治大正見聞史(1926)〈生方敏郎〉明治時代の学生生活)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鵞堂流の言及

【小野鵞堂】より

…東宮職御用係,女子学習院教授を歴任。斯華会を主宰して書の普及に努め,その書は〈鵞堂流〉と世に喧伝された。明治~大正期の教育書道における功績を高く評価されている。…

※「鵞堂流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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