鵬鷃(読み)ほうあん

精選版 日本国語大辞典 「鵬鷃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐あん【鵬鷃】

〘名〙 (「荘子‐逍遙遊」による語) 鵬(おおとり)斥鷃(せきあん)。鵬は大鳥、斥鷃はうずらに似た小鳥で、大きなものと小さなもののたとえ。また、飛び方が大きく異なることから、それぞれ性格や志向が異なることのたとえにいう。
本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・勝応彌陀院即時〈藤原通憲〉「鵬鷃許群何所喜、会遊佳趣欲紳」 〔孫綽‐蘭亭集後序〕

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