鶏舌(読み)ケイゼツ

デジタル大辞泉 「鶏舌」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぜつ【鶏舌】

鶏舌香」の略。けいぜち。
「―わづか風力に因りて散ず」〈菅家文草・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「鶏舌」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぜつ【鶏舌・&JISEF82;舌】

  1. 〘 名詞 〙けいぜつこう(鶏舌香)」の略。
    1. [初出の実例]「其実鶏舌、其花丁子、其脂熏陸、沈水久者為沈水香」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. [その他の文献]〔権徳輿‐太原鄭尚書遠寄新詩走筆酬贈詩〕

けい‐ぜち【鶏舌・&JISEF82;舌】

  1. 〘 名詞 〙けいぜつこう(鶏舌香)
    1. [初出の実例]「五節に中宮の女房、梅けいぜちをふくんでといふ詩をさうぞきたり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)根合)

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普及版 字通 「鶏舌」の読み・字形・画数・意味

【鶏舌】けいぜつ

香の名。

字通「鶏」の項目を見る

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