鶴岡新田(読み)つるおかしんでん

日本歴史地名大系 「鶴岡新田」の解説

鶴岡新田
つるおかしんでん

[現在地名]徳島市論田町ろんでんちよう

論田浦の東、勝浦川右岸河口部に位置し、打樋うてび川との間を占める新田村落。明和年間(一七六四―七二)に城下助任すけとう村の中屋亀三郎によって開発され、亀三郎はその功により鶴岡の姓を与えられて庄屋を勤め、村名を鶴岡新田と名付けたといわれる(郡村誌など)。また元和年中(一六一五―二四)に槌屋亀三郎により開かれたが、寛政(一七八九―一八〇一)以前には萱野が多く、助任の材木御用商人中屋喜右衛門は徳島藩からこの整理を命じられ、達成後当地を与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 民業 中頃 打樋

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む