鶴島(読み)つるしま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶴島」の意味・わかりやすい解説

鶴島
つるしま

岡山県南東端、日生(ひなせ)諸島の一島。備前(びぜん)市日生町に属す。面積0.10平方キロメートル。無人島であったが、1868年(明治1)明治政府のキリスト教禁止政策により長崎の信徒117人が流刑された。殉教者碑や十字架が建立されている。その後、観光地になったが、1990年(平成2)以降は無人島となっている。瀬戸内海国立公園域。日生港から不定期の船が出る。

[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「鶴島」の解説

鶴島

愛媛県越智郡上島町、生名島北東、広島県尾道市の因島との間に位置する瀬戸内海の無人島。

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