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日生諸島 ヒナセショトウ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日生諸島
ひなせしょとう

岡山県南東部、瀬戸内海にある島嶼(とうしょ)。大小14の島からなり、備前(びぜん)市に属する鹿久居(かくい)島、大多府(おおたぶ)島、頭(かしら)島、鴻(こう)島、瀬戸内市邑久(おく)町に属する長島には人が居住するが、そのほか鶴(つる)島は1990年(平成2)以降に無人島となり、また鴎(かもめ)島などの小島が無人島となっている。瀬戸内海国立公園に含まれる。最大の鹿久居島には野生シカが生息する。頭島は近世中期から開発され、人口がもっとも多く、漁業、海運業のほか、工場通勤者が多い。大多府島は1698年(元禄11)岡山藩により避難港として開発された。鴻島は一時岡山藩の馬牧が置かれ、昭和初期にふたたび開拓された。鶴島は明治初期にキリシタン流刑地となった。長島は本土と架橋され、国立ハンセン病療養所(長島愛生(あいせい)園、邑久光明(こうみょう)園)がある。人口599(2009)。[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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