日本歴史地名大系 「鶴嶺神社」の解説 鶴嶺神社つるがねじんじや 鹿児島県:鹿児島市旧鹿児島郡・日置郡地区吉野村鶴嶺神社[現在地名]鹿児島市吉野町 磯磯の仙巌(いそのせんがん)園横に鎮座する。祭神は島津忠久以下島津氏歴代およびその一族など。旧県社。明治二年(一八六九)鹿児島城内に建立されたが、大正六年(一九一七)集成(しゆうせい)館跡に移建された。例祭三月一日・九月一日のほか、鶴嶺祭一月三一日・持明院様祭一一月五日がある。いずれも島津家当主が主祭者となり、一族と島津家ゆかりの者が参列する。持明院は島津義久の三女で亀寿といい、島津家久夫人となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by