鶴嶺神社(読み)つるがねじんじや

日本歴史地名大系 「鶴嶺神社」の解説

鶴嶺神社
つるがねじんじや

[現在地名]鹿児島市吉野町 磯

磯の仙巌いそのせんがん園横に鎮座する。祭神は島津忠久以下島津氏歴代およびその一族など。旧県社。明治二年(一八六九)鹿児島城内に建立されたが、大正六年(一九一七)集成しゆうせい館跡に移建された。例祭三月一日・九月一日のほか、鶴嶺祭一月三一日・持明院様祭一一月五日がある。いずれも島津家当主が主祭者となり、一族と島津家ゆかりの者が参列する。持明院は島津義久三女亀寿といい、島津家久夫人となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android