日本歴史地名大系 「鶴来村」の解説
鶴来村
つるぎむら
手取川の谷口右岸に位置し、同川は当村付近で北から西へ流れを変える。南は
慶長四年(一五九九)の前田利家知行宛行状(県立歴史博物館蔵)に剣村とみえ、知行高二千一三俵。正保郷帳では高一千一四三石余、田方三五町五反余・畑方四〇町七反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高一千二八九石、免七ツ、小物成は山役一貫五二三匁・川役三〇〇目、蝋燭役九八一匁余(うち五四四匁余が出来)・絹判賃役一貫二九六匁余(うち七二匁余が出来)・油役一六匁(ほか一六匁が退転)であった(三箇国高物成帳)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報