鶴菱(読み)つるびし

精選版 日本国語大辞典 「鶴菱」の意味・読み・例文・類語

つる‐びし【鶴菱】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 紋所または文様の名。鶴の翼を広げたのを菱形図案化したもの。
    1. [初出の実例]「(ツルビシ)の下着ひとつ」(出典浮世草子好色二代男(1684)五)
  2. [ 2 ] 歌舞伎十八番一つ、「暫(しばらく)」の異称
    1. [初出の実例]「鶴菱の羽風張子の首がとび」(出典:雑俳・柳多留‐八二(1825))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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