鷲原八幡宮(読み)わしばらはちまんぐう

日本歴史地名大系 「鷲原八幡宮」の解説

鷲原八幡宮
わしばらはちまんぐう

[現在地名]津和野町鷲原

じよう山の南西麓、津和野川の屈曲部北側に鎮座。旧村社。祭神は玉依姫命・息長足姫命・誉田別命。天暦年中(九四七―九五七)山根六左衛門が豊前宇佐宮を勧請三本松さんぼんまつの山(城山)小祠を建立したのにはじまるという説、吉見頼行が鎌倉鶴岡八幡宮を勧請、嘉慶元年(一三八七)に三本松城主吉見頼直が現在地に遷したという説、嘉慶元年に鶴岡八幡宮を福川ふくがわ(現柿木村)に勧請、応永一二年(一四〇五)に現在地に移されたという説などがある(津和野町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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