鷹司冬家(読み)たかつかさ・ふゆいえ

朝日日本歴史人物事典 「鷹司冬家」の解説

鷹司冬家

没年正長1.5.26(1428.7.8)
生年貞治6/正平22(1367)
室町前期の公卿。父は関白左大臣冬通,母は権大納言洞院公敏の娘。右中将,権中納言などを歴任し,嘉慶2/元中5(1388)年権大納言,応永18(1411)年右大臣となる。同22年には従一位。同32年出家,法名冬雲。死後,後一心院と称される。

(小森正明)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鷹司冬家」の解説

鷹司冬家 たかつかさ-ふゆいえ

1367-1428 南北朝-室町時代の公卿(くぎょう)。
貞治(じょうじ)6=正平(しょうへい)22年生まれ。鷹司冬通(ふゆみち)の子。応永18年から21年まで右大臣。21年従一位。後一心院入道前右大臣とよばれる。正長(しょうちょう)元年5月26日死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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