よう‐せん【鷹鸇】
- 〘 名詞 〙 ( 「鸇」はハイタカ、または、ハヤブサ )
- ① 鷹(たか)類の猛禽の称。
- [初出の実例]「進退有レ懼、心神不レ安、譬猶三鳥雀之近二鷹鸇一矣」(出典:本朝文粋(1060頃)一二・池亭記〈慶滋保胤〉)
- [その他の文献]〔春秋左伝‐文公一八年〕
- ② 猛威をふるうもの、害する力のあるものなどのたとえ。
- [初出の実例]「牛涔皆
穽、鳥路惣鷹鸇」(出典:菅家後集(903頃)叙意一百韻) - [その他の文献]〔後漢書‐仇覧伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 