鷺島村(読み)さぎしまむら

日本歴史地名大系 「鷺島村」の解説

鷺島村
さぎしまむら

[現在地名]明野町鷺島

台地上に集落があり、村の西側は上谷原かみやはらと称する低地で、北は築地ついじ村。江戸時代は天領旗本領で、元禄郷帳の村高は三三六石余、天保郷帳では四一二石余に増加する。享保一四年(一七二九)村絵図(古橋家文書)によれば、村内に上谷原九ヵ村(大林・東保末・鷺島・竹垣・築地・成井・古内・海老江・高津)の入会秣場一五一町三反八畝二三歩、下谷原五ヵ村(高道祖・中上野・向上野・寺上野・赤浜)の入会地七七町二反一畝二歩、開発場六〇町歩があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android