デジタル大辞泉 「鹿の子草」の意味・読み・例文・類語 かのこ‐そう〔‐サウ〕【鹿の子草/×纈草】 スイカズラ科の多年草。やや湿った草地に生え、高さ30~80センチ。羽状に切れ込みのある葉を対生。晩春、淡紅色の小花を多数つけ、つぼみのある様子が鹿の子絞りに似る。漢方で根を吉草根きっそうこん・纈草根けっそうこんとよんで薬用とする。はるおみなえし。《季 春》「―こたびも手術寧やすからむ/波郷」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例