日本歴史地名大系 「鹿俣村」の解説 鹿俣村かなまたむら 福井県:福井市一乗谷地区鹿俣村[現在地名]福井市鹿俣町西新町(にしじんまち)村の西南に隣接し、三方を山に囲まれた谷中に位置する。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に村名がみえ、高七七六・五二石。正保郷帳によれば田方四九七石余・畠方二七九石余。村の西南、三峰(みつみね)を越せば今立郡戸口上(とのくちかみ)村(現鯖江市)に達し、一方、西新町村から当村を経て西方初坂(はつさか)を越えれば東大味(ひがしおおみ)村に至るが、これを鹿俣越とも称し、一乗谷の大手道にあたる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by