鹿出蔵本村(読み)ろくでくらもとむら

日本歴史地名大系 「鹿出蔵本村」の解説

鹿出蔵本村
ろくでくらもとむら

[現在地名]湯布院町川西かわにし 鹿出ろくで湯平ゆのひら 倉本くらもと

鹿出は大分川の右岸、蔵本(倉本)は大分川の支流花合野かごの川の左岸山間部にある小集落で、耕地は狭い。寛永九年(一六三二)の由布院之内御蔵納御物成目録(溝口家文書)に鹿出蔵本と並記されて高付されている。田高二六石余・畑高二〇石余、物成は米二石余・大豆一石七斗余。正保二年(一六四五)の由布院畝高帳(同文書)には鹿出蔵本村と記され、田二町七反余・分米二六石余、畑五町九反余・分米二二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android