日本歴史地名大系 「鹿島台町」の解説 鹿島台町かしまだいまち 宮城県:志田郡鹿島台町面積:五四・〇四平方キロ仙台平野と大崎(おおさき)平野の中間に位置し、東は鳴瀬(なるせ)川で遠田(とおだ)郡南郷(なんごう)町、西は小迫(おばさま)川で黒川郡大郷(おおさと)町、南は吉田川で宮城郡松島町、北は高寺(たかてら)山(一四〇・一メートル)および大松沢鹿島台(おおまつざわかしまだい)丘陵の尾根で松山(まつやま)町と接する。大松沢鹿島台丘陵南面および品井(しない)沼干拓によって耕地化した、最低海抜一メートルの袋状の低地帯である。当町域は古代には小田(おだ)郡余戸(あまるべ)郷に、中世は長世(ながせ)保に属し、近世に入り松山庄(段銭古帳)、松山郷に属したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報