麕至(読み)きんし

精選版 日本国語大辞典 「麕至」の意味・読み・例文・類語

きん‐し【至・麕至】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「」「麕」はむらがる意 ) むらがってやって来ること。
    1. [初出の実例]「索字者雑然麕至、殆無虚日」(出典五山堂詩話(1807‐16)一)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公五年〕

くん‐し【至・麕至】

  1. 〘 名詞 〙 大勢やって来ること。
    1. [初出の実例]「諸国の民、漸く麕至し」(出典:経済小学(1867)上)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公五年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「麕至」の読み・字形・画数・意味

【麕至】きんし

ことごとく至る。

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