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黄允吉 こう いんきつ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

黄允吉 こう-いんきつ

1536-? 朝鮮王朝の官僚。
中宗31年生まれ。天正(てんしょう)18年(1590)日本通信正使として来日,京都で豊臣秀吉と会見。帰国後,国王に秀吉の朝鮮出兵は確実であると報告したが,副使の金誠一は異論をとなえた。字(あざな)は吉哉。号は友松堂。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

黄允吉

没年:没年不詳(没年不詳)
生年:中宗31(1536)
朝鮮王朝中期の官人。日本語読みは「こう・いんきつ」。字は吉哉,号は友松堂。明宗16(1561)年科挙に合格。官界では西人派に属した。天正18(1590)年通信正使として来日。朝鮮国王宣祖への復命に際して日本の朝鮮侵略は必至と報告したが,東人派の副使金誠一はこれに反対の意見を述べた。そのため政府内に論争が起こり,本格的な防衛対策を講じるには至らなかった。壬辰倭乱(文禄の役)勃発後の消息は不明。

(鶴田啓)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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