精選版 日本国語大辞典 「黄楊科」の意味・読み・例文・類語 つげ‐か‥クヮ【黄楊科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。四属一〇〇余種知られる。熱帯および温帯に分布する常緑低木。葉は互生または対生し托葉がない。花は左右相称で雌雄同株・異株、または雌雄異花、まれに両性で総状花序か頭花、または雌花が単生する。花被は四または六で瓦状に並ぶ。雄しべは四~六個で基部は合着しない。子房は上位で三室。各室に一~二個の胚珠がある。果実は蒴果か石果。日本にはツゲが自生し、材が堅いので、細工物や櫛などに用いられる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例