黄櫨染の御袍(読み)こうろぜんのごほう

精選版 日本国語大辞典 「黄櫨染の御袍」の意味・読み・例文・類語

こうろぜん【黄櫨染】 の 御袍(ごほう)

  1. 天皇束帯に用いられる黄櫨染御袍。夏は生絹(すずし)、冬は練絹で桐、竹、鳳凰麒麟(きりん)紋様がある。縫い様は縫腋(ほうえき)と同じ。弘仁一一年(八二〇)に天子御服と定められる。〔餝抄(1238頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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