黄菜(読み)こうさい

精選版 日本国語大辞典 「黄菜」の意味・読み・例文・類語

こう‐さいクヮウ‥【黄菜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黄色く見える野菜類。黄色みがかって見える野菜類。ニンジントマトなど。
  3. 黄色い菜の花。
    1. [初出の実例]「山の上から眺めらるる景は、黄菜緑麦の野も、其を限る霞の遠山も、村も川も宛(さ)ながら昔のまま」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉巻外)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む