黄金の鵄(読み)こがねのとび

精選版 日本国語大辞典 「黄金の鵄」の意味・読み・例文・類語

こがね【黄金】 の 鵄(とび)

  1. 金色トビ。特に、神武天皇長髄彦(ながすねひこ)征伐のとき、天皇の弓の弭(ゆはず)にとまったという金色のトビ。種族王朝の創立関係の深い瑞兆とされている。金鵄(きんし)。こがねとび。
    1. [初出の実例]「金色(コカネ)の霊(あや)しき鵄(トヒ)有りて、飛び来りて皇弓(みゆみ)の弭(はす)に止れり」(出典日本書紀(720)神武即位前戊午年一二月(北野本室町時代訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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