黒がる(読み)くろがる

精選版 日本国語大辞典 「黒がる」の意味・読み・例文・類語

くろ‐が・る【黒がる・玄がる】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「くろ」は「くろうと」の意。「がる」は接尾語 ) 玄人(くろうと)だというような様子をする。通人ぶる。粋人ぶる。
    1. [初出の実例]「なんでも知った顔でくろがるは、すいにあらず、いやす也」(出典:洒落本・間似合早粋(1769)早粋の辞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android