法則の辞典 「黒化の法則」の解説 黒化の法則【blackning law】 ブンゼン‐ロスコーの光化学の法則*すなわち「写真像の濃度 S は照度 I と露光時間 t の積に比例する(S=f(It))」という実験的に導かれた法則(相反法則*)は,弱い光を長時間露光した場合には成立しない.この条件下で成立するようにシュヴァルツシルトによって提案された法則は S=f(It &pcirc;)であり,p は1より小なる定数で,感光材料によって異なるが,通常0.70 ~ 0.95の範囲にある.別名をシュヴァルツシルトの法則*という. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報