相反法則【law of reciprocity】
整数論の基本則の一つ.最初オイラーによって帰納的に発見され,後ルジャンドルやガウスによって証明された.「奇数の素数 p,q のうち,少なくとも一つが4n+1の形を有すれば,p は q の二次剰余であり,かつ q が p の二次剰余であるか,あるいは p が q の二次非剰余でかつ q が p の二次非剰余である.p,q がともに4n+3の形ならば,p は q の二次剰余であり,かつ q が p の二次非剰余であるか,あるいは p が q の二次非剰余でかつ q が p の二次剰余である」という定理.
出典 朝倉書店法則の辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の相反法則の言及
【ブンゼン=ロスコーの法則】より
…相反法則reciprocity law,相反則ともいう。光化学変化を起こす物質の量Pは,光の強さIと照射時間tの両方に比例するというもの。…
※「相反法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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