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光化学 こうかがく photochemistry

翻訳|photochemistry

8件 の用語解説(光化学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

光化学
こうかがく
photochemistry

ひかり化学」ともいう。光の吸収によって起る現象および光励起状態が反応の原因となる一連の化学反応が研究対象。分光学と化学との境界領域の学問である。励起状態の化学の1種と考えることもできる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

光化学

光(マイクロ波赤外線可視光線紫外線、X線、ガンマ線、種々のレーザー光線、シンクロトロン放射光太陽光など)と物質の相互作用を研究する化学の分野。測定には通常、分光計測用機器を使う。その基礎研究を支える物理化学や有機光化学の研究から、応用にあたる光触媒、光機能材料(フォトレジスト光硬化樹脂、光接着材)、フォトクロミック材料(照射する光の波長により色が変化する物質)、光センサー色素増感太陽電池、有機エレクトロ・ルミネッセンス材料、発光ダイオード研究開発がある。さらに、大気中の成層圏で起こるオゾン層破壊反応、対流圏光化学スモッグ、酸性雨、地球温暖化などの大気化学反応の機構解明から、植物の光合成反応などに至るまで、その研究分野は多岐にわたる。

(市村禎二郎 東京工業大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

こう‐かがく〔クワウクワガク〕【光化学】

光を物質に照射したときや、物質が光を発するときなどの、物質の化学的性質と光との関係を研究する化学。ひかりかがく。

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百科事典マイペディアの解説

光化学【こうかがく】

光(ひかり)化学

光化学【ひかりかがく】

〈こうかがく〉とも。光のエネルギーと物質の化学変化との相互作用を研究する物理化学の一部門。広義にはX線,γ線などの領域をも含めるが,通常可視光線,赤外線,紫外線領域を扱う。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひかりかがく【光化学 photochemistry】

光によって生じる化学変化を研究する化学の一分野。〈こうかがく〉ともいう。化学変化のみならず関連する物理的変化の研究も含む。物質が光により色焼けしたり変質することや,植物の生長には光が不可欠であることなどは古くから知られていた。しかし物質に光をあてて積極的に新しい物質を合成する研究が行われるようになったのは20世紀以後といえる。一方,20世紀初頭から発展した量子論とそれに基づく原子,分子の性質の解明により,光化学の理論的基礎も確立された。

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大辞林 第三版の解説

こうかがく【光化学】

光を吸収した物質が引き起こす化学変化や発光などの現象、また化学変化に伴う発光現象などを研究対象とする化学の一部門。ひかりかがく。

ひかりかがく【光化学】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の光化学の言及

【光化学】より

…しかし物質に光をあてて積極的に新しい物質を合成する研究が行われるようになったのは20世紀以後といえる。一方,20世紀初頭から発展した量子論とそれに基づく原子,分子の性質の解明により,光化学の理論的基礎も確立された。 光は光量子(または光子)と呼ばれるエネルギー粒子の流れであり,物質に光があたると物質内の電子はこのエネルギーを得て高いエネルギー状態になる。…

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