黒崎 幸吉(読み)クロサキ コウキチ

20世紀日本人名事典 「黒崎 幸吉」の解説

黒崎 幸吉
クロサキ コウキチ

大正・昭和期のキリスト教伝導者



生年
明治19(1886)年5月2日

没年
昭和45(1970)年6月6日

出生地
山形県鶴岡

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部政治学科〔明治44年〕卒

経歴
在学中、内村鑑三の門下に入る。住友総本社に入社。大正11年妻の死を契機に、住友製鋼所副支配人の職を辞して内村の助手となり、翌12年渡欧。A.ハルナックに師事、K.ハイムに傾倒。14年帰国。郷里鶴岡、のち阪神地方で無教会主義の伝道を行う。15年月刊誌「永遠の命」を創刊ヒトラーを批判して昭和15年発行を停止され、戦後復刊、文筆伝道活動に専念。また、文献学的聖書研究を行い、著書に「注解新約聖書」「新約聖書語句索引」など。「黒崎幸吉著作集」(全7巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「黒崎 幸吉」の解説

黒崎 幸吉 (くろさき こうきち)

生年月日:1886年5月2日
大正時代;昭和時代のキリスト教伝導者
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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