黒川山(読み)くろかわやま

日本歴史地名大系 「黒川山」の解説

黒川山
くろかわやま

上波田かみはたの西に連なる鉢盛はちもり山系の山で、東は朝日あさひ村、西は木曾郡奈川ながわ村・安曇あずみ安曇(現南安曇郡)と境している。

享保九年(一七二四)の「信府統記」に「島立組、(中略)山ハ未申ノ方ヘ出張レリ、是ヲ黒川山ト云、(中略)島立組黒川山、此山雑木ノ類ハ同組波田村、三溝村ニテ家作其外、商売木等ヲ取リ、檜・椹ノ類ハ一切留山ナリ、古ハ此山ニテ運上ヲ出シテ元伐アリシナリ、其後高遠領百姓ト波田村ト諍論アリ、御裁許ノ記ニ見ユ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む