黒平温泉(読み)くろべらおんせん

日本歴史地名大系 「黒平温泉」の解説

黒平温泉
くろべらおんせん

[現在地名]甲府市黒平町

江戸時代の黒平村にあった冷湯で(裏見寒話)、湧出口天狗てんぐ岩の下にあったという。享保一七年(一七三二)成立の「甲州噺」は「黒平村温泉は六、七月の内、大暑候時分少の内入候冷湯にて、むし・しやくの類の病人湯治するなり」と記す。甲府八日ようか町の町人俳諧をよくして知られた鈴木調之は、元文二年(一七三七)七月、六人の町人と連立って黒平の湯に八日間滞在しており、甲府とその近在からの湯治人が多く混雑ぶりに驚いている(「壺嘗軒壺中軒日記」県立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む