黒木親慶(読み)クロキ チカヨシ

20世紀日本人名事典 「黒木親慶」の解説

黒木 親慶
クロキ チカヨシ

大正・昭和期の陸軍少佐



生年
明治16(1883)年2月1日

没年
昭和9(1934)年3月14日

出生地
宮崎県

学歴〔年〕
陸士(第16期)〔明治37年〕卒,陸大〔明治45年〕卒

経歴
明治38年歩兵第46連隊付少尉として日露戦争出征。大正2年士官学校教官。3年参謀本部に入り、4〜7年第1次世界大戦中のロシア駐在シベリア出兵にあたり、7年から参謀本部付ないし第3師団司令部付として、反革命派のセミョーノフ軍の顧問を務めたが、陸軍中央部がセミョーノフ支援を中止したため、8年解任、帰国。参謀本部付となり、翌9年退役、三六倶楽部会長に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒木親慶」の解説

黒木親慶 くろき-ちかよし

1883-1934 明治-大正時代軍人
明治16年2月1日生まれ。陸軍士官学校教官をへて参謀本部にはいり,第一次大戦中ロシアに駐在。大正7年シベリア出兵に際し反革命派のセミョーノフ軍の顧問となるが,陸軍のセミョーノフ支援中止により,翌年帰国した。陸軍少佐。昭和9年3月14日死去。52歳。宮崎県出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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