黒木の鳥居(読み)クロキノトリイ

デジタル大辞泉 「黒木の鳥居」の意味・読み・例文・類語

くろき‐の‐とりい〔‐とりゐ〕【黒木の鳥居】

皮つきの丸太で造った鳥居。最も古い形式で、2本の柱と笠木およびぬきからなる。黒木鳥居

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黒木の鳥居」の意味・読み・例文・類語

くろき【黒木】 の 鳥居(とりい)

鳥居の一つ皮付き丸木を掘り立てた、古い形式の鳥居。二本の柱と笠木(かさぎ)および貫(ぬき)だけで直線的に組み立てられ、木鼻(きばな)が柱から突き出すこともなく、島木(しまぎ)額束(がくづか)もない。
※光悦本謡曲・野宮(1470頃)「我此森に来て見れば、くろ木の鳥居こ柴垣、昔に変はらぬ有様なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android